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スコットランド住民投票取材


[国民投票/住民投票]情報室 のHPを読んでくださっているみなさまへ

こんにちは。ジャーナリストの大芝健太郎と申します。

[国民投票/住民投票]情報室では、以前「スイスの国民投票」および「ベルリンの住民投票」についてレポートさせていただきました。※そのリポートは情報室の資料庫(ベルリン スイス)にあります

2011年以降、日本国内外の住民投票、欧州の国民投票の取材と発信を続けて来ましたが、今年9月、スコットランドのイギリス(イングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つのカントリーで成り立っている)からの独立をかけた住民投票が行われるにあたって現地取材を敢行することにしました。

このスコットランドの住民投票は特に次の2点において特別であると考えています。1点目は「事の重大性」です。1707年にイングランドに併合されるような形で主権を 失ったスコットランドが300年のときを経て、悲願の独立を果たす可能性を持った投票です。スコットランド国民党は「一世代に一度の決断だ」と宣言しています。また独立を考えている他の地域にとってもこのスコットランドの取り組みは先進的事例として語り継がれる事になるでしょう。

2点目は「民主的な独立の可能性」です。歴史上、その地域を統治している既存の国家は独立を認めない事が多く、そのために軍による制圧や内戦が起きる事も少なくありません。しかし、今回はイギリスもこの独立がかかった住民投票を認めています。このような民主的な独立は現代の民主主義の成熟の証だと思います。

「情報を選別し、議論を通じて、将来に一票を投じる」というスコットランドの住民投票ドラマを、若い人を中心に取材し、その様子を映像、写真、文章で現地からレポートします。 現在、世界的に普及しつつある[クラウドファンディング]を活用しての渡航費調達に取り組んでいます。

どんなシステムなのか? ぜひ一度、こちらのページにアクセスしてみてください。 https://readyfor.jp/projects/Scotland-Referendum