安倍政権が強引に進める「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認」/憲法が壊され、立憲主義、国民主権が侵されていく/私たちは主権者として何をなすべきか、何ができるのか デモ? 集会? 選挙? 国民投票? 意見を異にする気鋭の3人が、本音で語りぶつかり合います 発言者 宮台真司:社会学者/想田和弘:映画作家/今井一
Monthly Archives: 8月 2014
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新潟県巻町で、東北電力の「原発設置」を認めるか否かの住民投票が実施されたのは1996年の8月4日。これが[条例制定に基づく]日本初の住民投票でした。巻町のあとに沖縄の県民投票、名護の市民投票、御嵩町、徳島市…と各地でさまざまな住民投票が実施され、その数は巻以降の18年で410件を超しました。
一方、神戸市(市営空港)や大阪市、東京都(原発稼働)など、主権者である市民が住民投票条例の制定を求めた直接請求の議会否決も500件を超しています。どれだけ署名を集めても(リコールと異なり)議会に実施を拒む権限があるという地方自治法の制度的欠陥がこうした道理のない「否決」をもたらしています。 Continue reading