「談論風発」2022.05.29

談論風発Ⅱ 私たち日本人は 「戦う」のか?「戦わない」のか?


談論風発Ⅱ

[ロシアウクライナ侵攻]から考える
私たち日本人は  侵略に抗うためなら
「戦う」のか?「戦わない」のか?

2022年5月29日(日)18時30分~
文京シビックセンター4階 
シルバーホール」で開催。

談論風発Ⅱ

フライヤーのPDFはコチラ⇒談論風発Ⅱ

会場参加を希望される方は件名に「5.29参加希望」と記し、お名前・電話番号を必ず明記して下記のアドレス宛てに申し込んでください。申し込み者が定数(77人)に達した時点で受付を締め切ります。info.ref.jp@gmail.com
事前の申し込みをせず当日「飛び込み参加」はできません。どうかお含み置きください。参加費は一般1500円、学生800円です。当日、会場の受付にて納めてください。

この「談論」の模様を5.29開催後の6月1日よりYoutubeで限定公開いたします。
視聴を希望される方は事前に視聴料(1000円)を振り込んだ後、Eメールにて申し込んでください。その際、以下の4点について必ずメールに記載してください。
[1]振込先は「UFJ」「 ゆうちょ」のどちらですか?
[2]振込日はいつですか?
[3]お名前を記してください。
[4]電話番号を記してください。
申し込みメールを頂戴しましたら、そのメールに返信する形で、視聴するために必要な限定公開アドレスをお送りします。
●振込み先
・三菱UFJ銀行 東大阪支店 普通:1355400[国民投票/住民投票]情報室
・ゆうちょ銀行 ATM電信振替・通常払込:00920-4-263946   〃
※共に「ネットバンク」で振り込むことができます。恐れ入りますが振込手数料は御負担ください。

 

本人写真この談論の企画・提案者で、当日の進行を担う今井一から みなさまへのメッセージ

「談論風発」は、これが2回目です。1回目の内容はここで紹介しています⇒ [ロシア×ウクライナ]から考える「主権」「抗戦」「民主主義」 | [国民投票/住民投票]情報室 (ref-info.com)

◆今回の談論は、ウクライナやロシアの国家、国民について語り合うのではなく、私たち日本の国家、国民が同じような侵攻に遭った際、どういった姿勢をとるべきなのかについて主として語り合います。誤解なきよう。

◆ロシアのウクライナ侵攻後、多くの日本人は欧米の人々同様、積極的に情報を得て、SNSなどで自身の思いや考えを表明しています。中でも多いのは「戦争反対」という投稿で、人々は著名な言論人や政治家に同調するように、あるいは自ら進んで「戦争反対」という叫びを発信しています。
ただし、侵略に対する抗戦を含めあらゆる戦争に反対だという人もいれば、自衛のために戦うのは仕方がないと考える人もいます。前者の考えからすると、ウクライナ国家・市民は抗戦せずプーチン・ロシアに降伏せよということになる。
これは、過去に遡れば、北ベトナムは抗戦せず米国に降伏すべきだった。同じく、中国は抗日のための”国共合作”で侵略日本軍と戦わず他の方途をとったほうがよかったということになります。

抗戦すれば夥しい犠牲者を出す。なので抗戦しないほうがいいと考える人もいるし、侵略者に屈服するなどあり得ないと考える人もいます。ただし、ウクライナでは、戦う意思がない民間人の多数がロシア兵によって虐殺されており、抗戦しなければ犠牲者を出さずに済むとは言い切れなくなっています。難しい問題です。

◆侵略(戦争)は絶対に悪である。それは私たちみんなの共通認識です。問題は、侵略戦争を仕掛けてきた国家・軍に対して抗戦すべきか否かです。
この半世紀、日本は小・中学校から、児童・生徒に対して「戦争は悲惨、戦争はよくない」という平和教育を積み重ねてきました。ただし、侵略された場合、抗戦すべきか否かについて、子どもたちに考えさせたり話し合わせたりする教育はたいていの学校では行なっていません。そして、それは私たち大人もそうで、そういった本質的な議論はほとんどやってきませんでした。

◆憲法9条を支持する人の中には「9条の本旨は(自衛を含め)あらゆる戦争を禁じている」ことだと理解している人もいれば、「9条は自衛のための戦争は禁じていない」と理解している人もいます。なので、単純に護憲か改憲かを論じ合ってもあまり意味がありません。
ということで、今回の談論の主題は「9条の条文を護持するか改めるか」ではなく「戦争するのか、しないのか」とし、タイトルを私たち日本人は 侵略に抗うためなら「戦う」のか?「戦わない」のか?]としました。 で、その議論の上で憲法9条に触れることはもちろんあります。

当日は、5人の論者と会場の聴衆とのやりとりの時間も設けますが、意見や質問を発する方は、どうか談論の主題をよく理解したうえでお願いいたします。