9月18日、現地時間の朝7時から夜の10時までが投票時間。学校は休みになるが、会社などは休みにならないので、社会人は仕事の前後に投票に行くことになる。そのために投票時間は長めに設定されている。日本で言う期日前投票は郵便で行う事になる。
投票日、街はいつも以上にステッカーを付けて自分の意見を主張しながら歩いている人が多かったと感じる。投票所の前では賛成派と反対派が、入り口の前で最後のアピールをしていた。
関心は高い。ひっきりなしに人が投票所に入っていく。最新の世論調査でも絶対に投票に行くという人が、88.5%に上る。
賛成に投票した二人。「賛成に投票した事で、充実感と満足感があるけれども、やっぱり結果がとても心配。お腹が痛いわ」と笑う。反対派の男性は「反対に投票しました。もし独立する事になってしまったら、僕の中の一つだったイギリス人の心と、スコットランド人の心が引き裂かれる想い。」と応えた。
カレドニア、バスク地方の旗もエディンバラの大通りロイヤルマイルで見られた。彼らもスペインからの独立を目指している。友人グループの5人で来ている彼らに「独立賛成派の応援に来たのか?」と聞くと「いや、住民投票ができるという事だけで素晴らしいと思う。もちろんスコットランドの独立は喜ばしいけれどね。」と話す。
投票所の様子