046月/22
DSC_0132

イニシアティブ制度の導入・活用を

議員・政党に頼り、選挙に関わるだけでは、国の政治・行政はまともなものにならない。それはもう明らかです。
主権者の大多数を占める「支持政党なし(無党派層)」の知恵や情熱を生かすためにはイニシアティブ制度を導入・活用するしかありません。
ぜひ仲間になってください。私たちはこの制度の導入を本気で実現させようとしています。
あなたがどの政党、どの議員を支持しているかなんて関係ありませんし、それを訊くことさえしません。

​▼6月5日(日)20:00~
「イニシアティブ制度を国政に導入すべし」と考える人たちのリモート会合を、水上貴央弁護士の試案(添付しています)を基に行います。これで、3回目です。
前回、水上さんが試案について解説してくださいました。明日、初めて参加するという方は、明日の会合の半時間前(19:30)からZOOMに入ってきてください。
改めて水上さんがわかりやすく解説しますので。

Zoomミーティングに参加するならZoomミーティングに参加する https://us02web.zoom.us/j/83763596600?pwd=bVhITWZFalVRRmphYWFITGJmckw2QT09o

資料 国民発議制度の導入を(今井一)

国民投票と国民発議メモ0508コメント0603(水上貴央)

016月/22
談論風発Ⅱ

[談論風発Ⅱ]を開催しました

「無料公開」
4.29に開催した[談論風発Ⅱ──侵略に抗うためなら「戦う」?「戦わない」?]
一人でも多くの方に御視聴いただきたいので(登壇者全員の意思を受け)本日より無料公開します。ぜひアクセス、拡散してください。

[国民投票/住民投票]情報室のウェブサイト http://ref-info.com/2022-0529df/ に、この「談論風発Ⅱ」の開催趣旨などを掲載していますので、視聴される前に上記のサイトにアクセスして御一読ください。

動画は3つに分けてアップしています。
進行を担う今井一が5人の論者を紹介したあと、「ウクライナ同様、日本だって自衛のために抗戦するのは当然だという人が多い中、非戦、不服従という”特異な”考えを持っている想田さんからまず発言を」と振りました。その「振り」を受けて想田さんがマイクをとり、2時間半の談論が始まります。動画はその想田さんの発言から撮影されています。
想田、菅野、伊勢﨑、金塚、元山と5人の論者がそれぞれ自身の考えを1回ずつ話した後、半時間ほど自由に語り合いました。
その後、進行補佐役の楊井人文弁護士([談論風発 Ⅰ ]の論者の1人)が、論者の発言について質問したり確認したりしています。開始から約70分で休憩に入りました。
休憩明けは、会場に来られている聴衆のみなさんから意見や質問を出してもらいました。最初にマイクを握ったのは、専修大学の岡田憲治教授([談論風発 Ⅰ ]の論者の1人)で、そのあと7人ほどが意見、質問を発して論者が応じました。

参考資料を一つ。自衛戦争と(戦力としての)自衛隊に関する調査。[国民投票/住民投票]情報室のウェブサイトに掲示しているものです⇩

談論風発Ⅱ

025月/22
衆議院憲法審査会長あて「要望と提案」_ページ_1

衆参の憲法審査会長、各党党首らに「要望と提案」を送付

「国民投票のルール改善を考え求める会」は、衆参各院の憲法審査会長、CM議連(国民投票のテレビCMについて公平なルールを求める超党派の議員連盟)の会長、各党党首に宛てて以下の「要望と提案」を送付しました(4月28日,29日)。
国民投票時のCM放送を規制して公開討論会放送を(国費で)いっぱいやりましょう…というのが特徴です。

回答が届き次第、このページに掲示します。

各文書のPDFです

▪ 衆議院憲法審査会森会長あて

 立憲民主党 泉 健太代表あて (他の党首あての文書も同一)

 CM議連 船田元会長あて

 衆議院憲法審査会長あての「要望と提案」。公開討論放送について記されている箇

 「要望および提案」のp.3に記してある「公開討論会放送」について補足的な説明 (今井一)

 本間 龍 国民投票CM規制について

224月/22
スクリーンショット (255)

国民投票運動CMより公開討論会の開催を促そう

国民投票運動CMより公開討論会の開催を促そう

憲法審査会が、テレビやネットでの国民投票運動CMを規制するか否かについての議論を再開しました。なので、改めてそのことについて少しだけ解説します。

スイスやフランスなどのように、放送広告(国民投票運動CM)については(発議・告示以降)全面禁止としている国もあれば、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのように放送広告に関してあまり規制せず自由に流させている国もあります。

『国民投票の総て』第6章より
『国民投票の総て』(今井一編著)より

 EUに残留するか離脱するかを問うたイギリスの国民投票では、特殊なルールを設け、残留・離脱各派の包括団体が、同じ時間帯に同じ分量のCMを放送局に金を支払うことなく流せる仕組みになっていました。
ここに添付したのは、何本か流れていたもののうちの1本。CMといってもやや長めで、放送を活用するキャンペーンというのが正確です。

 

イギリスでは、こうした放送を活用したキャンペーンの他に、投票日の2日前に6人の論客政治家によるテレビ「公開討論会」がありました(主催はBBC)。
登壇者は残留・離脱各派3人ずつ(女2人・男1人)で、席に着くのではなく立ったまま2時間近くガチでやりあいました。サディク・カーンとボリス・ジョンソンの新旧ロンドン市長の対決が面白かったのですが、ボリスはEU離脱を訴え(彼と同じ保守党所属の)キャメロン首相(当時)はEU残留を訴えていました。
ロンドン市内で行われたこの討論会には、残留・離脱各派の支持者3,000人ずつを会場に招き、BBCが討論の模様を生中継。私もホテルの自室で視聴しました。

日本においても国民投票の際、こうした討論会をテレビやネットでいっぱいやって理性的認識を促すべしというのが私たち「国民投票のルール改善を考え求める会」の考えです。
主権者・国民の感性に訴えたり刷り込みを狙うものでしかないテレビやネットの国民投票運動CMは全面禁止し、国がスポンサーとなり口は出さないテレビ(ネット)公開討論会を。
放送局はCMを禁止されたら莫大な広告収入を取り損ねるから「言論・表現の自由」を理由にして禁止反対と言いますが、そんな彼らのために、賛否各派が論じ合う公開討論会を流せば国がスポンサーになってカネを出すということにすればいい。
NHKや各民間放送局には、BBCが主催してライブ中継したような上記の「公開討論会」を連日、局替わりで流してほしい。
公開討論会は、フェイクも混じった言いっ放しのCMとは異なり、互いが相手の嘘や曖昧な話に突っ込みを入れて投票権者に正確な情報を提供することができます。それによって、投票権者は感性やイメージに左右されることなく理性的な判断を下す可能性を得ることができます。
近々、私たちはこうした提案を憲法審査会や各党に対して行う所存です。

134月/22
「談論風発」2022.05.29

談論風発Ⅱ 私たち日本人は 「戦う」のか?「戦わない」のか?

談論風発Ⅱ

[ロシアウクライナ侵攻]から考える
私たち日本人は  侵略に抗うためなら
「戦う」のか?「戦わない」のか?

2022年5月29日(日)18時30分~
文京シビックセンター4階 
シルバーホール」で開催。

談論風発Ⅱ

フライヤーのPDFはコチラ⇒談論風発Ⅱ

会場参加を希望される方は件名に「5.29参加希望」と記し、お名前・電話番号を必ず明記して下記のアドレス宛てに申し込んでください。申し込み者が定数(77人)に達した時点で受付を締め切ります。info.ref.jp@gmail.com
事前の申し込みをせず当日「飛び込み参加」はできません。どうかお含み置きください。参加費は一般1500円、学生800円です。当日、会場の受付にて納めてください。

この「談論」の模様を5.29開催後の6月1日よりYoutubeで限定公開いたします。
視聴を希望される方は事前に視聴料(1000円)を振り込んだ後、Eメールにて申し込んでください。その際、以下の4点について必ずメールに記載してください。
[1]振込先は「UFJ」「 ゆうちょ」のどちらですか?
[2]振込日はいつですか?
[3]お名前を記してください。
[4]電話番号を記してください。
申し込みメールを頂戴しましたら、そのメールに返信する形で、視聴するために必要な限定公開アドレスをお送りします。
●振込み先
・三菱UFJ銀行 東大阪支店 普通:1355400[国民投票/住民投票]情報室
・ゆうちょ銀行 ATM電信振替・通常払込:00920-4-263946   〃
※共に「ネットバンク」で振り込むことができます。恐れ入りますが振込手数料は御負担ください。

 

本人写真この談論の企画・提案者で、当日の進行を担う今井一から みなさまへのメッセージ

「談論風発」は、これが2回目です。1回目の内容はここで紹介しています⇒ [ロシア×ウクライナ]から考える「主権」「抗戦」「民主主義」 | [国民投票/住民投票]情報室 (ref-info.com)

◆今回の談論は、ウクライナやロシアの国家、国民について語り合うのではなく、私たち日本の国家、国民が同じような侵攻に遭った際、どういった姿勢をとるべきなのかについて主として語り合います。誤解なきよう。

◆ロシアのウクライナ侵攻後、多くの日本人は欧米の人々同様、積極的に情報を得て、SNSなどで自身の思いや考えを表明しています。中でも多いのは「戦争反対」という投稿で、人々は著名な言論人や政治家に同調するように、あるいは自ら進んで「戦争反対」という叫びを発信しています。
ただし、侵略に対する抗戦を含めあらゆる戦争に反対だという人もいれば、自衛のために戦うのは仕方がないと考える人もいます。前者の考えからすると、ウクライナ国家・市民は抗戦せずプーチン・ロシアに降伏せよということになる。
これは、過去に遡れば、北ベトナムは抗戦せず米国に降伏すべきだった。同じく、中国は抗日のための”国共合作”で侵略日本軍と戦わず他の方途をとったほうがよかったということになります。

抗戦すれば夥しい犠牲者を出す。なので抗戦しないほうがいいと考える人もいるし、侵略者に屈服するなどあり得ないと考える人もいます。ただし、ウクライナでは、戦う意思がない民間人の多数がロシア兵によって虐殺されており、抗戦しなければ犠牲者を出さずに済むとは言い切れなくなっています。難しい問題です。

◆侵略(戦争)は絶対に悪である。それは私たちみんなの共通認識です。問題は、侵略戦争を仕掛けてきた国家・軍に対して抗戦すべきか否かです。
この半世紀、日本は小・中学校から、児童・生徒に対して「戦争は悲惨、戦争はよくない」という平和教育を積み重ねてきました。ただし、侵略された場合、抗戦すべきか否かについて、子どもたちに考えさせたり話し合わせたりする教育はたいていの学校では行なっていません。そして、それは私たち大人もそうで、そういった本質的な議論はほとんどやってきませんでした。

◆憲法9条を支持する人の中には「9条の本旨は(自衛を含め)あらゆる戦争を禁じている」ことだと理解している人もいれば、「9条は自衛のための戦争は禁じていない」と理解している人もいます。なので、単純に護憲か改憲かを論じ合ってもあまり意味がありません。
ということで、今回の談論の主題は「9条の条文を護持するか改めるか」ではなく「戦争するのか、しないのか」とし、タイトルを私たち日本人は 侵略に抗うためなら「戦う」のか?「戦わない」のか?]としました。 で、その議論の上で憲法9条に触れることはもちろんあります。

当日は、5人の論者と会場の聴衆とのやりとりの時間も設けますが、意見や質問を発する方は、どうか談論の主題をよく理解したうえでお願いいたします。